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ぞうさん
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やすくんとうさうさ

 い の巻

 夏は、やすくんにとって 危険な季節です。

いよいよ暑くなってくると、やすくんは よく短パンで

転がっています。

 ある日。ケージから出してもらい、うろついていたうさうさは、

やすくんに近づいて 汗をかいてミネラル分いっぱいの

やすくんのスネを舐め始めました。

「あ〜 なめてる〜」などと喜んでいたやすくんですが、

やがて叫び声が。

いてぇーっ!!

うさうさ、やすくんのスネ毛をぶちっ と食いちぎって

モグモグしていました。

 またある日、ごろんごろん転がっている やすくんの背後から近づき、

髪の毛を ぶちっ。   

いってぇーっ!!



 まだ ケージから出す時用のサークルを作っていなかった頃の

話でした。

 うさうさにとって、やすくんは食料なのかもしれないです。